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生理痛にだって鍼!

痛みの疾患は鍼の得意とするところです。
「生理痛」も鍼灸治療で解決することは多々あります。

                   



                  体中の血
無題かなりおおざっぱな図ですが、図の矢印が示す、衝任脈という気血の通り道である経絡があります。この衝任脈を通って体中から集められた『血』が子宮に送り込まれます。妊娠が成立すれば子宮に送りこまれた血を使って胎児を栄養するのですが、成立しなければその血は排出されます。それをだいたい28日前後の周期で毎回繰り返されます。それが「月経」です。
。女子は12歳前後になると天癸(ざっくりいうと性ホルモンのようなもの)によって衝任脈がだんだんと太くなっていきます。太くなるのででどんどんと血が子宮に送りこまれてゆくことが可能になっていきます。つまり「初潮」とは衝任脈が太くなり「女子胞」(卵巣を含めた子宮機能)に血が十分行き渡るようになりましたよ、いつでも妊娠できますよ、という証でもあります。反対に閉経は天癸(性ホルモン)が少なくなってこの衝任脈が細くなり気血が女子胞に送り込まれなくなっていくことだと言えます。

ではなぜ「生理痛」がおこるのでしょうか?

中医学では痛みの原則がふたつあります。

『通じざれば痛む』
『栄養されなければ痛む』

つまりどこかで気血水が滞ってしまって痛みが起きる場合と
栄養されなくて痛みが起きる場合です。

生理のおおもとは『血』です。

『何か』が滞って痛む場合、何か、とは『血』です。
ではその『血』の運行を妨げるものは何でしょうか?
ひとつは『気』です。『血』自体は自分で動くことは出来ません。
『気』の力を借りて体中隅々まで行き届くのです。なので『気』が滞ると『血』も滞ってしまいます。
また身体の中の余分な水分も衝任脈から子宮への気血の運行を妨げます。
あと外的な要因ですが、『冷え』も気血の運行を悪くします。
気血が滞っている場合の痛みはかなり痛く手で押さえてもあまり軽減されません。
子宮への気血の運行が妨げられているので、生理前や生理初日から2日目あたりに生理前半に激しく痛みます。
血を出してしまえば滞りが解消されますので生理後半は痛みません。

さて『栄養されなければ痛む』ですが、『血』は身体を栄養する働きを持ちますから、
栄養されないということは、『血』が足りない、ということです。
『血』が足りない理由は、身体全体の栄養不足が考えられます。無理なダイエットや偏食などしてませんか?
また胃腸が悪く食べてもすぐ下痢をするなどうまく栄養が吸収されていない場合もあります。
そうやって気血が不足していくと今度は気が持つ身体を温める力や、反対に血が持つ身体を潤し冷やす力が
減っていき、それによっても生理痛は起こります。
その痛みは激しくなく手で押さえたり体を休めたりすると軽減されます。
血が足りなくで痛むので血がなくなる生理後半に痛みがあります。

あなたの生理痛はどんな感じですか?
生理前に激しく痛みますか?
それとも生理の終わりごろになんとなく痛みますか?

まずはそこから生理痛の原因を探し出していきます。
原因がわかればあとはそれにそった治療です。

滞りが強ければ流します。
気血が足りなけれは足していきます。
意外に単純です。(・・・・難しいけど。)

生理痛はあって当然のものではありません。
多少の痛みはその月によってあることはありますが
基本はあまりありません。

痛みは身体からのサインです。
痛みはないに越したことはありません。

鍼灸治療で生理痛のないからだになってみませんか?




















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